敵キャラ(1)　百点

● 特徴

　黒丸は1,2,3,8,9,13,15,18,19,21面と裏街道に、ゴロ太郎はそれ以外の面に登場します。どちらもいわゆる雑魚キャラで、攻撃は体当たりのみ。画面に一匹ずつしか現れませんが、倒しても倒しても次々に登場し、配置が完全にランダムになっているのが特徴的。
　なお、黒丸とゴロ太郎には、性能に違いはなく、一緒に現れる敵が異なるだけです。この「敵キャラ紹介」で、背景が濃い水色のキャラは黒丸、薄い水色のキャラはゴロ太郎と一緒に現れます（ただし、剛左衛門のみ両方と一緒に登場）。

● 動きをもう少し細かく分析

　雑魚とは言え、動きが非常にトリッキーで、てこずっている方は多いコトと思います。誌面に余裕もあるコトですから、黒丸とゴロ太郎の動き方を分析してみましょう。

１：基本動作は「追跡」と「ジャンプ」のミックス
　一見、複雑な動きに見えますが、やっているコトは、「カン太郎を追いかける」「ランダムなタイミングでジャンプする」の２つだけです。にもかかわらず、動きがちっとも予測できないのは何故でしょうか？もちろん、ゲーム全般を通じて地形が複雑であるのも、理由の１つですが、もう１つ重要な理由があります。（２に続く）

２：かんしゃく玉に反応してジャンプする
　お暇があれば、敵も障害物もないところで、かんしゃく玉を連続でセットしてみてください。↓のように、カン太郎の周りを雑魚キャラが延々と飛び跳ね続け、体当たりされるコトはないはずです。

　実は、雑魚キャラ２人は、近くのかんしゃく玉に反応してジャンプするという、非常に特殊なクセがあるんです。このため、一見すると、かんしゃく玉を自由自在に避けたり、他の敵との戦いを邪魔してくるように見えてしまいます。
　逆にいえば、この性質さえ理解していれば、かんしゃく玉を使って、雑魚の動きをコントロールするコトもできるというコトです。まあ、その全てをご紹介するのは不可能ですが、「対処法」でご紹介する「雑魚をくぐり抜けるテクニック」だけは覚えておいてください。

３：カン太郎が向いている方向から現れる
　雑魚を倒すと、画面の外から次の雑魚が登場しますが、どちらから現れるかは、カン太郎が向いている方向で決まります。つまり、右を向いていれば右から、左を向いていれば左から…というコトです。このゲームでは、右へ右へと進んでいくので、雑魚が登場するのも右側からが多くなります。特に必要な知識ではありませんが、覚えておいても損はないでしょう。

● 特に注意すべき点

１：画面に登場する瞬間
　「操作のコツ」で申し上げた「とにかく慎重に行動すべし」というコトと関係の深い話ですが、画面上にいる敵よりも、画面に出てくる瞬間の方が怖いのは、経験上、ご存じの方も多いコトでしょう。中でも、雑魚キャラは配置が完全にランダムなので、一番危険な相手です。川を渡るとき、坂を下るとき、高い所に登るとき、等々…常に、雑魚がいきなり現れないか、気にかけておいてください。

２：他の敵と一緒に現れた時
　原則、雑魚キャラを優先して倒してください。そうしないと、戦いの邪魔になるだけでなく、他の敵を狙ったかんしゃく玉が、雑魚に当たってしまうおそれもあります。特に、シゲ・鳥飼・剛左衛門・一刀などが現れる時は、出現場所が分かっているなら、あらかじめ雑魚を倒しておくのがオススメです。

３：自分が高い所にいる時
　雑魚キャラはジャンプが使えるため、カン太郎が高い所にいても、体当たりを仕掛けてきます。その上、着地点で待ち構えているコトもしばしば。下方の敵をかんしゃく玉で倒すのは難しそうですが…これについては、「対処法」をご覧ください。

４：謎のホバーアタック
　注意する…というより、もはや珍しい小ネタの部類に入るかもしれませんが、川岸では、ごく稀に↓こういう現象が起きるコトがあります。

● 対処法

　倒すのは、かんしゃく玉を当てるだけで良いので、それ以外の応用テクニックをご紹介します。

１：足元にいる雑魚を倒す方法
　かんしゃく玉を投げても当たらないので、↓こんなやり方で倒してください。先ほどご紹介した、かんしゃく玉につられてジャンプする性質のおかげで、かんしゃく玉をセットした場所に、自分から飛び込んでくれます。

２：雑魚の下をくぐり抜ける
　これまた、かんしゃく玉に反応する性質を利用したものです。敵の倒しすぎを防げるだけでなく、雑魚を画面内に残したまま先に進めるので、正面から襲われることがありません。つまり、注意点として挙げた「（雑魚が）画面から登場する瞬間」に対する攻略法としても有効です。

　特に重要な使い方については、街道攻略編でご説明します。