敵キャラ(3)　千〜三千点

● 特徴

　2,3,8,9,13,15,18,19,21面に登場。敵キャラの中で一番足が遅く、飛び道具も使いませんが、「かんしゃく玉をガードする」、「ジャンプして空中のカン太郎を撃ち落す」という２つの特徴があるため、なかなかの強敵です。初めて出会った人は、まずコイツにやられてしまったのではないでしょうか？

● 倒す場合

　実に初心者泣かせな「ガード」と「ジャンプ」。当然、どうやってこれらの特性の裏をかくか？が攻略のカギになります。まずは、正攻法で倒す方法を解説しましょう。

１：かんしゃく玉を投げて倒す
　オーソドックスな倒し方。一刀がガードできるのは、かんしゃく玉本体だけで、爆風はガードされません。よって、「玉は当たらないけど、爆風は当たる」ようなタイミング（もしくは位置関係）で、かんしゃく玉を投げれば、バッチリ倒せます。しばしば「足元が弱点である」と説明されますが、足元に当てるのは、けっこう難しいのではないでしょうか？

　上の２枚は頭に当てて倒した場合、一番下は足元を狙った場合です。ご覧のように、頭の方は（左右に）当たり判定が広いけど、高さを調整するのが難しいかもしれません。一方、足元を狙う場合は、かんしゃく玉を一刀の手前ギリギリの位置に投げねばならず、タイミングがシビアです。どちらを使うかはお好み次第ですが、↓の方法を使えば、もっとラクに倒せます。

２：かんしゃく玉をセットして倒す
　１番オススメの攻略法です。地面にセットしたかんしゃく玉は切られないので、間合いさえ見誤らなければ、確実に倒せるでしょう。

　間合いは↑これくらいがベストですが、多少ズレても大丈夫です。上手くいかない場合は、かんしゃく玉を２個並べてセットするという手もあります。ただし、一刀の目の前でうっかりジャンプしないよう気をつけてください。また、坂道で倒す場合は、少し離れた位置に逃げた方が良いでしょう。どちらも、一刀がつられてジャンプしてしまい、爆風が外れることがあります。

● 倒さずにやりすごす場合

　次いで、倒さずにやりすごす方法です。慣れてしまえば、上の方法で簡単に倒すコトができますが、他の敵と一緒だと結構ヤッカイなので、こちらも覚えておいてください。

１：下を潜り抜ける
　こちらのジャンプに反応して大きくジャンプするので（そのため飛び越えようとすると迎撃されます）、それを利用しようというわけです。

　一刀は足が遅いので、１度くぐり抜けてしまえば、簡単に逃げ切れます。ゲーム後半、特に、凧忍と一緒に現れた時に有効な攻略法です。一応、ジャンプで飛び越えるコトも可能ですが、ちょっと面倒なので、この方法をオススメします。

２：ジャンプで飛び越える
　これまた、一刀の性質を利用したモノです。ご存じの通り、一刀は、カン太郎が投げたかんしゃく玉を刀で切ることができますが、刀を構えている時はジャンプできません。その間にこちらがジャンプしても、迎撃されないというワケです。

　かんしゃく玉を投げ、すぐさまジャンプ…というのも一つの手ですが、「ＡＢ同時押しジャンプ」を使えば、さらに簡単に跳び越せます。意外と知られていないテクニックかもしれませんね。まあ、先ほどの「下をくぐりぬける方法」の方が安全で確実ですから、ムリにこちらを使う必要はないでしょう。

● 特徴

　6,10,12,14,16,20面と峠道に登場。ジャンプこそできないものの、かんしゃく玉をガードするわ、飛び道具は使うわ、もちろん触れればやられてしまうわで、間違いなくゲーム中で最強の敵です。ここまでオールマイティな敵キャラは、他のゲームでもなかなかお目にかかれないんじゃないでしょうか？一刀と同様、かんしゃく玉本体はガードされますが、爆風は当てるコトができます。

● 対処法

　とにかく、キャラ性能が優れている上に、動きも複雑なので、限られた誌面では、とても解説しきれません（いずれは、特集を組みたいものです）。よって、総論的な解説は最低限にとどめ、街道攻略編で、現れる場所ごとに攻略法をご説明したいと思います。

１：倒し方その１〜坂道で戦う
　坂の下から迎え撃つ場合は、さほど難しくはありません。かんしゃく玉が届かない間合いで、ひたすら連射すれだけです。爆風が消えた間に、天海が少しずつ近づいてくるので、 いずれは爆風が当たるはずです。

　近づきすぎて、かんしゃく玉がガードされてしまったら、あきらめて逃げてしまった方が良いでしょう。

２：倒し方その２〜平地で戦う
　一刀と同様、爆風は当てるコトができますが、地面に置いたかんしゃく玉（および爆風・破片）に反応して立ち止まってしまうため、かんしゃく玉をセットしてもムダです。頭か足元を狙って、爆風に巻きこむしかありません。

　上のように、間合いを取りつつ、何度も何度も小ジャンプショットで頭を狙えば、運良く倒せるかも…まあ、あまりオススメできないですね。

３：倒さずにやり過ごす
　結局は、これが一番です。立ち止まっている隙や、こちらに向かって歩いてくるところを飛び越して、後は、ひたすら前進するのみ。幸い、天海はそれほど足が速くない上、念力を飛ばすために立ち止まるので、いったん逃げ切れば、まず追いつかれないはずです。安全に飛び越す方法については、街道攻略編でご紹介します。

● 注意点〜天海が足元をうろついている場合は…

　天海は、ジャンプはできないけれど、カン太郎と縦軸を合わせるように歩いてくるので、こちらが高い位置にいる時には、カン太郎の真下をウロウロと付きまとってきます。そのため、着地しようとしても、待ち伏せていた天海にやられてしまう…というコトがしばしば見られます。この場合の対処法については、次の剛左衛門の攻略法をご覧ください（剛左衛門も同様の動きをする上、天海よりもヤッカイなので、そちらに掲載しました）。

● 特徴

　悪の大ボスの割に出現回数が多く、1,3,4,19面と裏街道を除く全ての面に登場します。こちらに向かってツカツカ歩いてきて、鉄砲を３発撃ち、カン太郎と反対方向に消えていく…動き方の説明は、こんな所でしょうか。また、かんしゃく玉を２発当てないと倒せないのも大きな特徴です。

● 対処法

１：倒す場合
　かんしゃく玉を２発当てるだけですが、向こうも飛び道具を使ってくるので、ジャンプで避けつつ、かんしゃく玉を投げなければなりません。鉄砲の合間に、タイミング良くＢボタンを押し、すぐさまジャンプ…これは練習あるのみです。

２：やり過ごす場合
　３発ともジャンプで避ける、あるいは、高い所で弾切れを待てば、勝手に消えてくれます。他の敵と一緒に現れた時や、間合いを取り損ねた時は、この方法を使うのもよいでしょう。ただし、剛左衛門が立ち止まるのを確認するまでは、絶対に地上で待機していてください（理由は、次の「注意点」にて）。

● 注意点〜足元をうろついている場合は…

　立ち止まって鉄砲を撃つだけなら、剛左衛門は、ちっとも強敵ではありません。本当に恐ろしいのは、カン太郎の真下をうろついている時です。

　天海と同じく、自分と同じ高さにカン太郎がいると、立ち止まって飛び道具を発射する…これが通常の動作です。しかし、カン太郎が同じ高さにいない場合は、立ち止まらずにツカツカ歩いてきて、しまいには、カン太郎の真下をウロウロしはじめます。おまけに、剛左衛門は天海よりも足が速いので、ますますヤッカイです。そこで…

　このように（…といっても、速すぎて分かりにくいとは思いますが）、剛左衛門が向きを変えた瞬間を狙って、下に降りてください。ふたたび剛左衛門が向きを変えても、追いつかれる前に着地できるはずです。なお、このタイミングは、目で見きるのは不可能でしょう。リズムを取って、先読みするしかありません。