説明書

ファミコン版の説明書の抜粋。
当サイトでもっとも信頼できるコンテンツです。



1.使用上の注意
省略


2.ゲームのあらすじ STORY
★ 花のお江戸の花火職人、カン太郎は京都の都で修行して新しい花火の製造法を身につけました。そして、この花火を江戸のみんなに見せようと、東海道の旅を始めるのでありました。ところが鉄砲を密造する「井ノ国屋・剛左衛門」という悪い商人がいて、新しい花火の製造法を鉄砲作りに利用しようと考えました。そこでカン太郎をやっつけてこの製造法の巻物を横取りしようとするのです。待ちうける敵は、ごろつき、とりつかい、盗賊、とめ女、ゆうれい、ぼうず、剛左衛門、忍者、編笠浪人に仕事人。

★ カン太郎はかんしゃく玉を投げて敵をやっつけます。刀、小判、お札のアイテムを持っていると、ある敵に対して強くなるよ。はたしてカン太郎は無事に江戸について、隅田川で花火をうちあげられるでしょうか。

主人公:カン太郎
 江戸の神田で生まれ育った江戸っ子だい。きっぷはよくて、まがったことがだいきらい。浅草の祭りの夜に、いいなづけのももこちゃんがまっています。


3.操作の方法 OPERATION
省略


4.遊び方 HOW TO PLAY
●カン太郎の目的は、お江戸の隅田川で、カン太郎花火を打ち上げること。許嫁のももこちゃんに再会することです。

● 東海道五十三次は京都から、江戸の日本橋の間に五十三の宿があるのですが、このゲームでは全部で21面の右スクロールでできています。街道には、いくつかのアイテムが隠されており、このアイテムを取っておかないと、特定の敵から道中妨害されることがありますので、アイテムは取っておくようにしましょう。

● アイテムは、ある敵に対して有効で、画面のどこかにかくしてありますのであちらこちら、かんしゃく玉を投げてみて下さい。しかし、とうぞくの三太につかまると、もし刀のアイテムをもっていない場合は、残りのアイテムをとられてしまいます。

● 空中でかんしゃく玉を爆発させると、おにぎりのアイテムが落ちてきて、それにつまづくと無敵になり、敵をやっつけることができます。(人呼んで、地獄車の術)ただし、川や海に落ちると死んでしまうよ。

● カン太郎は3人でスタートし、最初は2万点で1人増え、そのあとは4万点追加されるごとに一人増えてゆきます。

● 川止めに合うと、川を渡ることができない。小判を2枚もっていると、川の途中に渡り石が表れ、越えてゆくことができるよ。

● お札を3枚以上あつめると、雲の上に乗れるゲタを出すことができるよ。

● アイテムがどこに隠してあるか、又、裏ワザがあるかどうかはまったくの秘密です。それはあなた自身がゲームをやってゆく中で見つけてください。 SUNSOFTでは、この件に関する電話での御質問には、いっさいお答えできませんので、あらかじめご了承下さい。

カン太郎を殺そうとする敵たち

井ノ国屋剛左衛門 3000点(千・千・千点)
 密かに新しい花火の火薬を利用して、新式鉄砲を密造し、それを倒幕の大名に売ろうとしている悪徳商人。かんしゃく玉を2発当てなければ死なない!

ごろつき:ゴロ太郎 100点(百点)
 井ノ国屋剛左衛門の手下。カン太郎をおいかけてくるがあまり強くない。かんしゃく玉をくらわせれば、地面にバタッと倒れるよ。

忍者:黒丸 100点(百点)
 忍者といっても、かけだしの忍者で強くないぞ。かんしゃく玉でやっつけろ。

編笠浪人:御神一刀 1000点(千点)
 剛左衛門に金でやとわれた剣の達人。これをやっつけるにはかんしゃく玉をしゃがんで、地面にセットするとうまくいくよ。

とめ女:お民ちゃん 1000点(千点)
 「いっき」のときから登場のおなじみのキャラクター。カン太郎をみつけると、だきついてくる。小判4枚を持っていると、のがれられるよ。

とりつかい:鳥飼源司 300点(百百百点)
 鷹をあやつるとりつかい。とりつかいをかんしゃく玉でやっつければ良い。鷹がとんできたら、かわすしか方法がないよ

ゆうれい:お石 1000点(千点)
 あいきょうがあるゆうれいだけど、背中に乗られると、カン太郎はしびれて動きがおそくなる。お札のアイテムさえとっておけば怖くないよ

しごと人:シゲ・しごと人:リョウ 300点・200点(百百百点・百百点)
 剛左衛門から金でやとわれたしごと人だ。橋の下でまちぶせているやつと、屋根の上でまちぶせているやつと2人いる。屋根の上にいるしごと人は短刀を投げてくるからきをつけよう。

とうぞく:三太 1000点(千点)
 身ぐるみはいでゆくとうぞくは、街道のダニだ。刀のアイテムを取っていれば安心だ。刀がなければ、小判や、その他のアイテムがゼロになってしまうよ。

ぼうず:天海 2000点(千千点)
 天下無敵の念力パワーをもったぼうずだ。これをやっつけるには、ある方法しかない。

やくにん:中山主水 1000点(千点)
 関所を通るには、通行手形のアイテムが必要だ。手形がない場合は小判6枚を役人に渡せば、通してくれるよ。

「東海道五十三次」って、なあに?

★ 江戸時代に制定された五街道の一つで、江戸より京都に至る道路をさします。江戸日本橋から京都三条大橋を終点として、その間にある五十三次(宿場)を含んだ日本の重要な交通路でした。

★ この五十三の宿場は、品川、川崎、神奈川(〜か、勘弁して下さい[管理人]〜)、草津、大津です。

★ これらの宿場では旅人の宿泊、馬や人夫の供給をおこなっていました。東海道を横断する川に橋がかけられていないため、船または人足の助けをかりて渡りました。また関所が箱根と新居におかれ、ここを通るには通行手形が必要でした。街道の両側には松の木を植え、一里塚を置き、宿駅には普通の人が泊まる旅館の他に、大名が宿泊する本陣や脇本陣が設けられました。


<<前へ || ほ〜む || 次へ>>